竿燈祭りと金萬-②子どもの練習風景
竿燈祭りと金萬、今回は子どもの練習に焦点を当てて書いていきたいと思います。
前回は「大若」を使った大人の練習を紹介しましたが、竿燈には大若以外にも「中若」「小若」「幼若」の4種類の大きさがあります。
高さ | 重さ | 提灯の大きさ | 提灯の数 | |
大若 | 12 m | 50 kg | 64 x 45 cm | 46 |
中若 | 9 m | 30 kg | 48 x 36 cm | 46 |
小若 | 7 m | 15 kg | 48 x 36 cm | 24 |
幼若 | 5 m | 5 kg | 30 x 21 cm | 24 |
大若以外は子ども向けの大きさの竿燈です。
最も小さい「幼若」でも高さが約5m、重さが約5kgあります。中には幼稚園のうちからこの幼若を演技するような子どもたちもいるとのこと。
【馬口労町竿燈会の練習用幼若】
大若同様、使い古された提灯がいい味を出していますね。
この幼若でコツをつかんだ子たちは、小・中・大若へスムーズに移行できるそうです。
【Photo Gallery】
お父さんから熱心にコツを教わり、何度も練習に励む子どもたち。
練習が終わった後の片づけもしっかりと行っていました。
子どもの練習が終われば、次は大人たちの練習の時間です。
お父さんが大若を上げるその様を、じっくりと見つめる子どものたち。まさに、文字通り「父の背中を見て育っていく」のでしょうね。
馬口労町竿燈会の皆様、
今回もお忙しい中ご丁寧に対応してくださいまして誠にありがとうございました。